ツリフネソウ
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まるたんぼの水源の水量を確認する為、距離150メートル、高低差55メートルの所にあるポンプ小屋まで下りる。
夕立もまったく来ないし、近くの川の水も細くなっているし、水源は針の先ぐらいの水しか流れていないのではないかと心配していた。
ところが日照りとは関係ないかのように、オーバーフローした水が、パイプから勢いよく流れていた。
思わず顔を洗う。気持ちが良い。手が冷たくなるくらいの水温だ。
コップ2杯の水を立て続けに飲む。美味い。
地表に流れる前にポンプアップしている為、外気温とは無関係で夏の一番暑い時期で12度、厳冬期で6度である。
これだけ雨が降らなくても、水をじわじわ排出する森の力は凄い。
この水を守る為、山の手入れは必要不可決だ。
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信州百名山のひとつである小秀山は、唯一、長野県側からの登山道が無かったが、昨年作られた。
今年は道標も整備され、小秀山への最短ルートとして注目されている。
登山する機会を得たのでここに紹介しよう。
王滝村の滝越地区にある水交園や森きちオートキャンプ場を通り抜け、白川林道(白川付知併用林道)を5キロ走ったところが小秀山の登山口だ。
林道は舗装されているが、道幅が狭く、見通しの悪いカーブが多い為、対向車への注意が必要だ。
(登山口を通り過ぎ、1キロ走ると白巣峠であるが、ゲートがあり岐阜県側には通り抜け出来ない)
登山口の所に駐車スペースがある。
さて、身支度をし、いよいよ登山道にかかる(途中、水が補給できないので余裕を持って用意しよう)。
いきなり登山道を塞ぐように金網の柵がある。
これはカモシカ等からヒノキ等の植生保護の為に設置されたもので、開けたら閉めるようにとの注意書きがある。
扉を開閉して登山するのは初めてだ。
いきなり急な登りが続く。
歩き始めて20分で防護柵の出口だ。
此処からは勾配も緩くなり、尾根ということもあって気持ちが良い。
左を見下ろすと(駐車場から300m先)、隕石が落ちて出来たのではないかと以前話題になった池も、林道端に見える。
先にちょっとしたピークがあり、少し下っている。
せっかく登ったのにもったいないと思うが、たいした下りではない。
さらに足を運ぶと、目の前に大きな岩(フクロウ岩)が見える。
尖った所が口ばしで、羽をたたんで登山の安全を見守っているかの様にどーんと構えている。
林道からフクロウ岩までは約40分。
頂上までの3分の1の行程だ。
岩から少し行くと、作業用の径路との分岐があるが道標に従い、上へ上へと歩こう。
このあたりは日陰が少なく、天気の良い日は暑い。
天然林が目の前に迫ってくる。
此処まで上り行程の3分の2(フクロウ岩からさらに40分)
である。
天然林の中は今まで歩いてきた景色とまるで違う。
急な勾配も無くなり、歩きやすい。
途中、岩と岩の間に、コメツガの木があり、横広のザックでは通過できないくらい狭いところもある。
樹が太くなったら、一体どうなるんだろう。そんな心配をしていると直に小秀山への案内がある。
天然林からはさらに40分かかる。
白川林道から山頂まで私の足で、約2時間の行程であった。
目の前に雄大な御嶽山がそびえ、右には中央アルプス、恵那山、左は白山と360度の素晴らしい展望だ。
頂上に立つ白川林道(白川付知併用林道)への、下山ルートの道標は
木彫りのどんぐりがくっついている。
下りは頂上から林道まで1時間10分かかった。
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